初めての方にはカウンセリングがあります

初診 - カウンセリング

当クリニックでは、「(急患の場合を除き)初診での診療はしない」という方針を貫いています。初診時にしていることは、一生自分の歯でおいしく食べられるためにできることをお話すること。なぜかというと、せっかく治療しても再発してしまうとせっかく治した歯がどんどん傷んでしまいいつか抜くことになりかねない、そうならないように目標を設定して治療に入ると、患者さんご自身の治療への不安が軽減されて前向きに治療に専念できるからです。そのために、一番始めに60分のカウンセリングを行います

※痛みのある場合、カウンセリング後に応急処置を行います

次回 - 治療の前に精密な検査から

次の回では、精密検査、レントゲン撮影、唾液検査を行います。むし歯のなりやすさ、磨き残しをチェックし、その結果をもとに、現在のむし歯や歯周病がどういった状態なのかやなりやすさを写真や図を交えて詳しくご説明いたします。ひとり一人結果は違いますのでそれに応じて適切なアドバイスをいたします。

そして歯間ブラシやデンタルフロスなどもまじえた正しいブラッシング方法についての説明もいたします。除石(歯石を取り除くこと)も行います。これは治療の前にお口の中の細菌を極力減らすことで再発防止につながるからです。

治療 - お口の中の環境が整ったら治療へ

しっかりお口の中がケアできるようになってから治療計画をお話しして、ご納得いただいた上で治療を進めていきます。回り道のようですがこの状態で治療を受けていただくのが再発防止の近道になるのです。患者さんに安心していただき、ゴールへ向かって前向きな気持ちをお持ちいただくよう、治療を進めてまいります。

また、写真や図などを用いて分かりやすい説明を行います。患者さんに治療について明確な知識を持っていただくことが何よりも大切なので、治療のメリット、デメリットなどもきちんとお話させていただきます。

治療中、治療後の再チェックでリスクが分かります

はじめに検査をしたときと比べてむし歯のなりやすさや歯周病の進行具合を再チェックさせていただきます。どれくらい良くなったのかが分かりますがそれだけでなく、これからどのようなケアが必要かが分かり、オーダーメイドでお話しさせていただきます。

メインテナンスがお口の健康維持のスタート地点です

さあ、治療が終わりました。これで終了、という訳ではなく実はここからが大事になってきます。このときがお口の中は一番良い状態ですが、ここから何もしなければ良くて維持できても大抵は悪くなっていきます。良い状態を維持するためには定期的な管理がとても重要です。

お口の管理にはお家でのホームケアと歯医者さんで受けるプロフェッショナルケアの両方が必要です。お家で頑張って歯磨きをしてもどうしても磨き残しはしてしまいます。歯石も時間の経過とともに付着します。人によってリスクは異なりますが、リスクがある方は1~4ヶ月に1 回、リスクが低い方は6ヶ月に1 回の間隔でチェックとクリー ニングを受けていただくことをおすすめいたします。

大人の流れ

お子さんの流れ

子どもの歯を大切にする意義、それは大人になったときに気づきます。 しかしそのときでは遅いのです。子供の歯がしっかりしていれば、大人の歯もしっかりします。 とある国では歯を見ればその人の育った環境が分かるとか・・・

治療の順番

メインテナンスについて

メインテナンスを受けなかった場合、せっかく治したところが、またむし歯になることが多いです。前に削ったまわりに新しくむし歯ができるので、さらに大きな穴があき、それをくりかえすと大きく痛んだり腫れたりすることがあります。

子どものむし歯は大人に比べて再発しやすいです。
それは、よっぽど器用な子どもでなければ、子どもだけの 歯磨きでは、きれいにはなりにくいためで、大人のサポートが 必要です。また、かみ合わせる力に対して歯が小さくて 柔らかく、詰め物が外れやすいからです。外れていなくても 隙間からむし歯が進行していることもよくあります。

そういった再発を起きにくくするために、また外れる前兆を 見つけてむし歯になる前に詰め直しができるように、是非、 定期的にメインテナンスを受けることを強くおすすめします。

メインテナンスの内容

むし歯や歯ぐきの検査 ・むし歯になりそうな部分をみつけて
進行しにくくする

(1) フッ素塗布
むし歯の出来にくい・出来やすいには、いろいろな要因があります。
その中で、「歯の質」というのもひとつの要因になります。歯の質が強くなればいくらかは、むし歯が出来にくくなりますので、歯の質を強くする「フッ素」を塗ることによって、むし歯になりにくくなります。なりにくくなる割合は、3割くらいといわれています。

(2) シーラント
奥歯の噛みあわせの部分にプラスチックを埋め込んで、その部分をむし歯予防しようという方法です。シーラントの方法は非常に単純で、シーラントをする歯の溝をきれいにし、そこにレジンを貼り付けるだけです。歯を削るわけではありませんから心配はありません。

(3) 歯ぐきが腫れないように歯石をとる

(4) 正しいかみ合わせへの誘導

大人の流れ

むし歯予防だけでなく歯周病予防を早めに始めることは、将来の体全体の健康にも良い影響を与えます。お口の中を良い状態に保つこと、それは生活の質を高めてくれることをお約束いたします。

治療の順番

メインテナンスについて

治療終了後お口の中は一番良い状態ですが、ここから何もしなければ良くて維持できても大抵は悪くなっていきます。メインテナンスの始まりががお口の健康維持のスタート地点です。良い状態を維持するためにお家でのホームケアと歯医者さんで受けるプロフェッショナルケアの両方が必要です。リスクがある方は1~4ヶ月に1回、リスクが低い方は6ヶ月に1回の間隔でチェックとクリーニングを受けていただくことをおすすめいたします。

歯周病治療について

歯周病とは歯を支える歯周組織(歯槽骨、歯根膜、歯肉)への歯周病原菌による感染症で、骨が溶け、歯茎がやせていきます。沈黙の病気とも呼ばれ、症状が出た時点で進行していることが多いです。

ホームケアの重要性について

歯周病治療の成功は徹底したホームケアにかかっています。治療を受けていただいてもホームケアがおざなりですと良好な結果を得ることが難しくなります。ホームケアの状態によって次の治療ステップに進めないことがございます。

当医院の歯周病治療の流れ

※歯周病治療にはステップがあり、進行度が高いほどステップが多くなります

当院での禁煙支援について

当医院では1本でも多く歯を残し、一生ご自身の歯でかむことを目指しています。このため、予防処置や歯周治療に 力を入れています。歯が抜けてしまう最大の原因が歯周病です。歯周病の予防や治療には、毎日の心を込めたお手入 れと生活習慣の改善が必須です。中でも喫煙は最大の危険因子です。よって当院では患者様に禁煙をお勧めしており ます。タバコをやめたいと思っている方は是非禁煙にチャレンジしてみてください。

禁煙セミナーと歯周病治療について

当医院の歯周病治療にはステップがあります。進行度が高いほどステップが多くなります。歯周病治療の成功は徹底したホームケアが重要ですが、同じくらい喫煙が歯周治療の効果に大きく影響を及ぼします。喫煙により歯周病の進行が3割増し、治療しても治療効果が3割減るといわれています。

当医院では確実に歯周治療の効果を得るために初期治療の段階で禁煙セミナーを行っております。またstep2 より先に治療を進める場合は禁煙が条件となります。

マイクロスコープ治療について

今まで手探りで行っていた治療が、確実に目で見る治療に変わってきております。今までの歯科治療は大部分が肉眼にたよっていました。

つまり狭い口腔内のなかを手探りや勘に頼って治療を行うこともあります。そのため見えないところは見えるまで削りとってしまうなど、健康な歯をどんどん削りすぎてしまったり、見えないために悪いところを残してしまうなど問題があるために、むし歯の再発や根の神経痛みがでてしまうこともあるのです。

歯科用マイクロスコープによって高倍率で歯を見ながらの治療が可能になり、悪い所だけを削りすぎずに最少の削る量で治療できるようになりました。さらに拡大視しているので、きれいに治療部位を封鎖できるのです。そのため、より確実性のある精度の高い歯科治療を行うことができます。

『MI治療』をお聞きになったことはありますか?
歯にとって最小限の侵襲で治療して、できるだけ削らずに歯を残す治療です。最近はそのような治療が主流となりつつあります。マイクロスコープ治療ではその治療が可能なのです。

顕微鏡はカールツアイス社製を使用しております。
ドイツ製で、患者様及びドクターにも負担が少ない顕微鏡です。顕微鏡にはカメラが設置されており、治療中治療後に確認することができます。

※歯科用マイクロスコープは高価な機械であるため、日本の歯科医院においてあ まり普及していないのが現状です。
(※2009年歯科医院普及率2.9%程度)

唾液検査を受ける前に

あなたはどっち?(むし歯になりやすい or なりにくい)だか分かりますか?
唾液検査は簡単なテストで、むし歯のかかりやすさ(リスク)がチェックできます。
りょう歯科クリニックでは全ての患者さまにこの検査を行っていただいています。

正確なテストを行うための注意点とアンケートの記載について

  1. 1 テスト前1時間は、飲食・喫煙・歯磨きをしないでください。
  2. 2 テストの12時間前から、歯磨剤および洗口剤を使用しないでください。
  3. 3 テスト前に運動すると唾液の分泌が減りますので、なるべく避けてください。
  4. 4 風邪やケガで抗生物質や風邪薬を服用した方、常用薬がある方は、スタッフまでお申し出ください。
  5. 5 お食事のアンケートの記載を3日間お願いします。学校がお休み、仕事が休み、家族が休みでお出かけ、など日常とは少し変化のある日を含めた3日間(連続でなくてもよい)を選んで記載し、受付へお渡しくださいますようお願いいたします。

※PDF形式のファイルですのでAdobe Reader をご用意ください。

唾液検査のアンケートフォームはこちら

唾液検査で分かること

  1. 1 唾液の分泌力
  2. 2 唾液の抵抗力
  3. 3 むし歯菌の数

検査の手順

検査1 唾液の分泌量を調べます
  1. 1 イスに座ってリラックスした状態で、味のついていないガムを噛みます
  2. 2 唾液が出てきたら、容器に集めます
  3. 3 5分間で出た唾液の量を計ります
<むし歯にかかる4つの原因とは>
■個人的要因
忙しくて歯を磨く時間がない / 古い銀歯が入っている / 唾液の分泌が少ない
■細菌
ミュータンス菌 / ラクトバチルス菌
■食事
甘いものが好き / 炭酸飲料をよく飲む
■時間(食事の頻度)
間食が多い / だらだら食いをしてしまう
<唾液のはたらきには何があるでしょう>
  • ・口の中の細菌や食べカスを洗い流します。
  • ・抗菌作用があります。
  • ・歯の表面を守り、歯を強くします。
  • ・緩衝作用があります。
検査2 唾液の抵抗力を調べます
  1. 1 検査1で集めた唾液を検査用紙に垂らします。
  2. 2 5分後に検査用紙が何色に変わったかを調べます。
<唾液の緩衝能が抵抗力に関係する>

緩衝能とは? 酸を中和する力のことです。
安静時、人の口の中は中性です。
糖を含んだ食事をすると、一時的に口の中は酸性傾きます。その後唾液が口の中を中性に戻そうと働きますが、中性に戻す力が弱いと酸性の状態が長く続くことになり、むし歯になりやすいのです。食後、酸が歯を攻撃します。唾液が分泌され、緩衝能が働くことにより、酸が中和されます。
間食が多かったり、アメ、飲み物などを長時間ダラダラと飲食していると緩衝能が十分に働く前に酸が産出され、お口の中が常に酸に傾いた状態(むし歯になりやすい状態)になってしまいます。

検査3 むし歯菌の数を調べます
  1. 1 検査1で集めた唾液を専用の培地に垂らして37℃で2日間培養します。
  2. 2 2日後に菌の数をチェックします。
<むし歯の原因菌は主に2種類>
  • ラクトバチルス菌:むし歯の進行に関わっている
  • ミュータンス菌:むし歯のきっかけになる
■ラクトバチルス菌
むし歯を進行させる菌です。
きれに歯磨きができていなかったり、歯に合わない古い修復物(銀歯、さし歯など)が入っていると増殖します。
砂糖の摂取量とも関係があります。
■ミュータンス菌
むし歯のきっかけを作ります。
多くの人が赤ちゃんの頃、お母さんから感染します。

Q&A

Q どうしてむし歯になるの?
A 最近は、私たちが食べた食事をえさにして、分解しエネルギーにします。その時、産出されるのが「酸」です。この酸により歯が溶かされてむし歯になります。
様々な原因により、むし歯のなりやすさは変わります。それを調べるのが唾液テストです。
むし歯予防は、自分の口の中を知り、生活習慣を見直すことからスタート!
Q どんな検査をするの?
A あなたのお口の中がむし歯になりやすいかどうか、3つのテストをして調べます。
検査は短時間で終わります。もちろん痛みもありません。
Q 結果がわかったら?
A 検査結果と一緒に、あなたに適した効果的なむし歯予防法をご提案します。
今回の結果が悪くても、自宅でのセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアを併せることで、むし歯は予防できます。