2016.10.03 | 御口一家物語

11話「お砂糖はどれだけ食べていいの?」 -やってみよう!お砂糖クイズ!-

11話「お砂糖はどれだけ食べていいの?」

-やってみよう!お砂糖クイズ!-

 

最近、食欲旺盛のへるすくん。学校から帰ってくるなり、台所に直行し、お菓子の入った箱からお菓子を取り出しパクパク。一度食べ終わっても、30分後には、またお菓子、です。今日は3ヶ月ぶりにりょう歯科クリニックで、むし歯のチェックとクリーニング、フッ素塗布を受けます。お菓子をたくさん食べた後、歯磨きをして、慶亜美ママとクリニックに来ました。

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大山さん「へるすくん、こんにちは。最近はどうですか?」

慶亜美ママ「最近、おなかがすくみたいで、ごはんの前も後もお菓子をよく食べるんです。歯磨きは頑張っているみたいなんですけれど、間食が多くて心配です」

へるすくん「夜寝る前は歯磨きたくさんしているよ。大好きなウルトラマンのDVDを見ながらずっと磨くんだよ。」

歯磨きはDVDを見ながら毎日15分くらいやっていたので、へるすくんは自信がありました。

さっそく大山さんは、へるすくんのお口の中をチェックしました。

幸いにもむし歯はなかったのですが、大山さんは言いました。

大山さん「へるすくん、最近はおやつをよく食べているんですね。むし歯はなかったけれど、お砂糖はたくさん食べるとむし歯になりやすくなるんですよ」

へるすくん「うん、知ってる。お母さんに教わったよ。むし歯菌のえさになるからだよね。」

大山さん「その通り。ではお砂糖ってどのくらいまで食べていいか知ってるかな?」

へるすくん「う〜ん、わからないなぁ…」

大山さん「ここにお砂糖の袋があるんだけれど、へるすくんの場合、1日このスティックシュガー(8g)、3本分(約25g)まで食べていいんですよ」

へるすくん「これ、多いの?少ないの?これお菓子にしたら、どのくらい?」

大山さん「いい質問ですね。じゃぁこれからクイズをしましょう。この絵のお菓子1つにどのくらいのお砂糖が入っているか、当ててみてくれるかな?」

大山さんが取り出したプリントには、カステラ1切れ(50g)、大福餅1個(90g)、メロンパン(130g)、アイスクリーム(カップ入り120ml)、ヨーグルト(砂糖入り120g)、野菜ミックス飲料(果物入り280g)、炭酸飲料(ペットボトル500ml)、スポーツドリンク(ペットボトル500ml)が描かれていました。

少し戸惑ったへるすくんですが、適当に答え始めました。

へるすくん「カステラは、1本くらいかな。メロンパンは甘いから2本くらい、アイスは1本、ヨーグルトは2本、炭酸は3本、スポーツドリンクは味が薄いから1本。」

大山さん「へるすくん、ありがとう。では答え合わせをしていきましょう。こちらが答えです。」

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それを見たへるすくん、目を丸くしています。メロンパン1個を食べると、ここにあるスティックシュガーを4本分食べることになるんだ、と信じられない様子です。隣りで見ていた慶亜美ママは、そのお砂糖の量にびっくりするとともに、少し怖さも感じました。

大山さん「例えば、このカステラを1切れ食べたら、1日に食べてよいお砂糖を全部食べてしまうことになるのです。スポーツドリンクにもわりとたくさん入っていて、500ml全部飲んだら1日のお砂糖より、1本分多いお砂糖を摂ってしまうことになるんですよ。」

ついこの間、とても暑かった日に、ピカリスィットを全部飲んだことを思い出したへるすくん。

へるすくん「ピカリはすごく美味しいけれど、こんなにお砂糖が入っているんだ。」

大山さん「そうなんですよ。お砂糖を摂りすぎると、むし歯ができやすくなるだけではなくて、身体の中でお砂糖をうまく使えなくすなる糖尿病や、心臓の病気などにもなる危険が増えるのです。だから子どもの頃から、ちょうどよい量のお砂糖を食べる習慣を覚えないといけないのです。」

慶亜美ママは大山さんにお願いして、お菓子の絵にお砂糖の量が描かれたプリントをもらい、家の冷蔵庫のドアに貼って、みんながしっかり見られるようにしようと思いました。

へるすくんは、1日に食べてよい甘いおやつやジュースが、意外にも少ないことが、少しショックな様子ですが、むし歯や病気になるのは怖いので、今日からはおやつやジュースを減らして、おなかがすいたら、慶亜美ママに頼んで大好きなおにぎりを作ってもらうことにしました。

 

今日のポイント

①健康な成人および小学生が、1日に摂ってよいお砂糖の量は、スティックシュガー3本分(約25g)。

ただし料理の味付けに含まれる砂糖は除外する。

②加工品(お菓子、乳製品、飲料など)に含まれているお砂糖の量は、予想以上に多いこともあるため、正しい知識を身につけておくことが大切。

③砂糖を過剰に摂りすぎると、むし歯ができやすくなるだけではなく、糖尿病や心臓病になるリスクが高まる。

 

12話へ続く

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